CHANG, Yu-Chiehのブログ

台湾出身、「石川カオリ」というペンネームを使って日本語で世界のことを伝いたい。

雑誌<薫風>

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クリスマスに初発売、政治問わず日台関係深くなりたい雑誌<薫風>の特典:「台湾神社」の朱印。
日本人の視点からどう思うかな......
私にはちょっと違和感があるけど、収集したい。
違和感がるけど収集したいってこれも台湾文化の一つかな。。。
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雑誌『薫風』について
「台湾から一番近い国は?」そう尋ねられた台湾人のほとんどは、「中国」だと答えるでしょう。しかし実は、台湾東部の宜蘭県から一一〇キロと離れていない東方の海上には、「与那国」という名の日本に属する島があります。天気の良い日に与那国島から台湾方面を望めば、高くそびえる中央山脈がくっきりと目に入ってきます。
「一衣帯水」というべき近距離にありながら、与那国島の人々にとって台湾は、一生行くことがないかもしれない場所でもあり、また人生で最もなじみ深い景色の一部分でもあります。
日台間にある複雑な感覚は、ちょうど宜蘭と与那国の関係に似ています。近いようで遠く、遠いようで近く、誰よりも身近だけれども、よく分かっていないところもあるような。
台湾の日本に対する思いは、五年前の三・一一東日本大震災の際、世界に向けて明らかになりました。あれは、戦前の世代から受け継がれ、台湾人のDNAに組み込まれている本能なのです。
初夏のやさしい南風を意味し、俳句の五月の季語でもある言葉を以て名づけられたこの雑誌は、日台間の知られざる歴史的ルーツを紹介するとともに、研究や内省という観点から、現代の日本についても取り上げます。東アジアの情勢が予測不能な今日、台湾において必要とされるのは、「哈日族(日本好き)」よりも「知日家」です。
『薫風』の創刊は、日台の歴史の流れにおける必然である。私たちはそう確信しています。
​発行人  姚 銘偉
日本語訳 羅 曉青・天野朗子

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關於雜誌『薫風』

「哪個國家距離台灣最近?」
被這樣問到的台灣人,十之八九會回答「中國」吧。
其實,在宜蘭東方不到一一〇公里的海上,有座屬於日本的小島,她叫做「與那國」。天氣晴朗時,從與那國島望向台灣,高聳入雲的中央山脈清晰可見。
​那是一段一衣帶水的奇妙距離。對與那國島上的人們來說,台灣是一個此生或許沒有機會造訪的地方,卻又是這輩子最熟悉的景象之一。
台日間的微妙情愫,就像宜蘭和與那國,似近非近,似遠非遠;感覺再熟悉不過,但又如此陌生。
台灣對日本的感情,在五年前的三・一一東日本大震災時已向世界證明。那是承襲自戰前世代,且早已內化到台灣人基因裡的本能。
​以初夏的和煦南風,同時也是俳句的五月季語為名,這本雜誌將致力於傳播台日之間鮮為人知的歷史淵源,同時用學習及自省的視角來探索當代日本。在東亞局勢詭譎多變的今日,台灣除了「哈日族」,更需要「知日家」。
​『薫風』的問世,相信是台日歷史進程下的必然。